モバイルデバイス以外の今後iot・m2mソリューションが進むと考えられる分野

今後、iot・m2mに積極的な投資が行われると考えられる分野は四つあります。製造、流通、公共インフラ、クロスインダストリーです。

一つ目の製造は、製造業、農林水産業、土木建設業などです。この分野においては、製品の品質管理や在庫管理、製造機械の保全などが中心となります。

二つ目の流通は、旅客輸送や貨物輸送、また、それに関連する小売業の企業での導入です。
この分野の企業においては、現在、労働人口の減少による運転手の不足や流通量の減少、それに、コンプライアンスの厳格化や物流構造自体の複雑化など、さまざまな課題があります。iot・m2mはこのような課題を解決するために期待されています。

三つ目の公共インフラは、政府や自治体、病院、電力会社などでのiot・m2mソリューションの導入です。
実際、官公庁の公共安全システム、公共インフラ管理、公共交通情報システムなどでiot・m2mへの支出が増えています。
1拠点に複数の固定ipが必要な場合でもocnの法人向け、固定ip8などで導入が可能です。電力会社でも、電力利用情報の管理やスマートメーターの設置などでiot・m2mが広く用いられるようになってきました。

四つ目はクロスインダストリーという分野です。クロスインダストリーとは、さまざまな業界・業種のノウハウやサービスを繋ぐビジネスのことですが、iot・m2mの代表としてはカーナビゲーションシステムが例に挙げられます。
カーナビはタクシーやバスといった商用車にも個人ユーザーにも使用されるように、特定の分野のみではなくさまざまな分野にまたがって使われるユースケースです。ビルの照明や空調、エレベーターの管理など、コネクテッドビルディングもクロスインダストリーになります。

上で挙げた四つの分野には、すでに大手企業が大きなシェアを占め、中小企業が参入することが難しいものもあります。
しかし、格安simの普及により、モバイルデバイスだけでなくさまざまな分野において初期コストを抑えたスタートが可能になりました。
今後、中小企業でもiot・m2mソリューションが広がっていくことでしょう。